毎年石垣島キャンプ恒例の千葉ロッテ新人らによる竹富島観光が、2月5日午前9時半から行われた。
ユーグレナ石垣港離島ターミナルに集まったロッテ新人7人とその関係者、40数人に登るマスコミ一行が、八重山観光フェリーの連絡船で竹富島へ向かった。
たまたま船に乗り合わせた観光客らは、突然に大勢のマスコミと、若く大柄な男たちが乗り込んで来たことに、何事かと驚きながら、様子を見守っていた。
選手らは、ほぼ満員のため2階席へ移動。吹きさらしだが、八重山の海の光景を間近で満喫していた。
石垣島キャンプでの最初の休日には、1年目の新人らが竹富島を訪れるのが恒例となっており、午前9時半から11時半のほぼ半日を費やす。
今年の新人選手は、佐々木朗希(投手)、横山陸人(投手)、佐藤都志也(捕手)、福田光輝(内野手)、高部瑛斗(外野手)、本前郁也(投手・育成)、植田将太(捕手・育成)の7人。
竹富港に着くと、一行は港からバスで水牛車へ移動し、さっそく水牛車に乗り込んで竹富島の集落内を三線を手にした御者のガイドを聞きながらゆっくりと巡っていた。
佐々木朗希選手は会見の中で、楽しかった、リフレッシュできたと述べるとともに、一緒に水牛車に乗り込んだカメラに向けて「水牛にリスペクト」と述べたわけを、「水牛が角を曲がるときに内輪差を考えて回ることや、止まれというとしっかり止まること」などの例を挙げ、水牛が利口だったと感想を話した。
日々キャンプに取り組む姿勢について、水牛のように一歩一歩着実にされているのではと記者に水を向けられると、佐々木投手は「はい、しっかりと足元から見つめなおしていきたい」と述べていた。
(流杉一行)