1月13日午前9時50分からサッカーパークあかんまで、今年J1リーグで優勝に輝いた横浜Fマリノスが春季一次キャンプを始動。その歓迎会が開催された。
アンジェ・ポステコグルー監督、喜田主将含む27選手が、スタッフとともに整列して歓迎会に臨み、石垣市長中山義隆の歓迎挨拶を受けた。石垣島の各社からの寄贈品が贈られ、ポステコグルー監督と喜田拓也主将、扇原貴宏選手に花束が贈呈された。
この後、ポステコグルー監督から挨拶があり、「市長を始め多くの方に集まっていただき、ありがとうございます。3回目となりますが、こうしてタイトルをとって戻ってこられたことを嬉しく思います。非常に重要な最初の一次キャンプである、新シーズンのスタートをここから切れることを、いつも楽しみにしていますし、しっかりやっていこうという気持ちに満ちあふれています。」と、述べた。
選手らは練習をスタート。ランニングからウオーミングアップでサブグラウンドへ移動。
メイングラウンドに戻ると、対面での3つの形でのパス練習が行われた。ボールを止めずに動かし続けながらパスすることに注意しての連携で、各選手は集中しながら入念に切れのある動きを見せていた。
このあと、2カ所で2チームに分かれての実践パス練習を行い、攻めと守りの切り替えを素早くすることや、いかに味方のパスを空いた場所に呼び出すか、ボールを止めずに動かし続けながら素早く判断するパスなど、実戦上の相手の妨害を避けてつなぐ練習を集中して行った。
練習は10時から11時まで行われ、その後はファンサービスとしてサインや写真撮影を快く引き受け、選手とファンが触れ合う時間となっていた。
午後は午後4時半から5時半まで行われた。
石垣島キャンプは、20日まで休みなく実施され、午前と午後各1時間予定されている。
なお、19日には海邦銀行との練習試合が予定されている。
(流杉一行)