屋内で南の島の星まつり開催 <2018>

 8月18日午後6時から南の島の星まつりが石垣市中央運動公園屋内練習場で開催された。

八重山には珍しい長雨が続く生憎の天候で、当初予定された南ぬ島公園の芝は雨でぐしょぬれで、連日厚い雲がっかり星も見えそうもなく、会場として最悪な状況から前々日に会場の変更を決定。

 この日の午後5時の開場時間から、多くの市民が続々入場して、まつり人気は会場を変更しても変わらないことが示された模様。

 午後6時からオオサカレンジケイスケのライブが始まり、夏川りみ、スクープ・オン・サムバディと熱唱が展開。会場は大いに盛り上がっていた。なかでも夏川りみのステージは圧巻で、なだそうそう、三線の花、ユー・ライズ・ミー・アップ、キッスは目にして、ダイナミック琉球と5曲を熱唱。星の下で聞けないのが惜しいという声が多くの市民から上がっていた。

 3人の歌い手がそろって「ウォン ビー ロン」の曲をステージで歌うといよいよ今回のまつりの華である公開ウエディンが始まった。

 今回の星空ウエディンは、濱元翔さん(26)・妃奈さん(22)夫妻。八重山商工高校郷土芸能部の生徒の歌うとばらーまの歌声からはじまって新郎が入場。そして新婦が母親の光枝さんの手にひかれて登場した。まずはブーケプロポーズがスタート。

 新郎が入場の際に花をもらいながらステージにあがり、新婦が登場するとその花を花束に仕上げてブーケにして新郎に渡すと、新郎がプロポーズをする筋書き。

「恥ずかしくて言えなかったが、・・・終わりまでいっしょに歩んでいきたい」とプロポーズをしてブーケを新婦に渡すと、新婦はブーケから花をひとつ取って、新郎の胸につけることで承諾の意思を示した。

次に新婦が夫婦の誓いを述べ、そして指輪の交換、ウエディングキスと続いた。

 星空ウエディングのあとは、八重山星の会によるスクリーンによる星の解説があり、来場者は星の知識を高めていた。

(流杉一行)

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