5月25日午後2時15分から石垣市健康福祉センター内の障害者通所施設「ひまわり」へ米国婦人福祉協議会(AWWA)一行が訪問。交流と車の贈呈に訪れた同協会一行は、那根元石垣市社会福祉協会会長の歓迎の挨拶を受けていた。
米国婦人福祉協議会は沖縄県内にある米海兵隊基地など5カ所で運営するギフトショップや古道具屋の売り上げから資金を調達する慈善団体で、収益金を要請のあった県内の福祉施設などへ寄付している。
寄付金は毎月実施される役員会で決められ、設立以来慈善活動を通じて沖縄社会と米軍家族との間の重要な関係を担っており、約10億円を地域社会へ寄付をしてきたという。
60年以上活動してきたAWWAは現在30人メンバーが在籍。
「政治的なことを抜きに沖縄に貢献したい」「沖縄とアメリカの架け橋になりたい」という純粋な気持ちで活動しているとのこと。
この日、数度の寄付を実施して200万円に達して、90万を加えて、ワンボックスカー(10人乗り)の日産キャラバンを購入。この日、引き渡し式が施設の子ども達34人が見守る中で実施された。
これまで通うための車が古くなり、クーラーも壊れていたため、今回の寄贈で通所に汗ばむこともなく、海岸などへの遠出も楽しめると、子ども達の父兄からも安心して子ども達を預けられると、皆大喜び。うれしいプレゼントとなっていた。
引き渡しのあと子ども達は、一斉に「ありがとうございます」と、AWWAの一行に感謝の言葉を述べていました。
このあと一行は、施設で子どもたちと交流をして、たのしい時間を過ごしていた。
(流杉一行)