双葉公民館が敬老会で「百歳体操」

 10月9日午後2時から石垣市新川の一部とヤキナー地区といわれる真喜良方面のエリアでなる双葉公民館が敬老会を開催した。地域を支えた先輩を招いて感謝の気持ちを伝えたいと、同公民館が双葉婦人会や双葉青年会からの協力で実施したもの。地域の高齢者を招いて、折り詰め弁当や菓子などのおつまみを用意し、舞台では婦人会の舞踊や子ども会のエイサーやヒップポップなど多彩な演目を披露して、会場を盛り上げた。

 なかでも老人クラブ常磐会による「いきいき百歳体操」では、高齢者に人気となって話題になっている体操を紹介。舞台でテレビを映し、集まった招待者全員で「いきいき百歳体操」に参加していた。座ったまま手や足をゆっくり動かしたり、座ったり立ち上がったりをゆっくりするなど、高齢者にとって衰えがちな筋力をつける体操が展開。招待された高齢者は熱心に10回以上くりかえされる動きを苦にせず、笑顔で体操を楽しんでいた。

 この体操は、双葉公民館で毎週金曜日午前10時から実施されているとのこと。周辺地域からの参加者もあるということで、約40人ほどが集まって、健康維持や交流に楽しい時間を過ごしており、招待者に参加希望者を募っていた。

 祝賀会的な敬老会に加え、デイケアのように参加型の演目も用意し、子供会からの参加演目も多数あって、高齢者の視点に立った楽しい敬老会となっていた。

(流杉一行)

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