9月20日12時25分から石垣市商工会館ホールで石垣市商工会星物語推進委員会(通称ステラマリッジ)による八重山商工高校観光コース(1・2年生37名)の生徒向けの課外講座がスタートした。
これは、毎年実施されている南の島の星まつりの公開ウエディングを担当してきたステラマリッジが、高校生の参加をはじめて3年目となり、今度は高校生にプランニングからの取り組みに挑戦してもらおうと、課外講座をスタートするもの。
これまではステラマリッジの指示でサポートするのみだった高校生に、来年は企画段階から実施することで、マリッジ業界の厳しさと魅力を味わってもらおうというもの。
ステラマリッッジは、当然、高校生らの取り組みをバックアップする側に回り、そのノウハウを基本から伝授。この日は、美容服飾班、プランナー班、生花装飾班、撮影班、会場設営班のそれぞれの役割について、今年の星祭りで担当したスタッフから講話があり、生徒らは熱心にメモを取りながら話を聞いていた。
講座は10月から本格的にはじまり、各班の講座を学習した後、来年2月には班分けを実施。そこでウエディングのテーマや概要が決まり、具体的な作業に入って4月から6月にウエディングカップル募集を開始。応募者の選定も生徒で実施することが発表されていた。「来年8月実施の南の島の星祭り公開ウエディングは、遠いようであっという間」と、野村君代さんは、その日まで「みんなが喜こぶ場を作り上げることに集中してほしい」と、高校生らを激励していた。
(流杉一行)