8月29日午前11時50分から石垣市給食センター2階会議室で試食会が行われた。
これは一昨年7月から給食センターの民間委託に向けた取り組みが行われて、5業者が名乗りを上げ、選定委員会が2業者に絞り込み、最終的に昨年5月に株式会社オーディフに選定が公表。今年9月1日から調理業務の民間委託が始まることから、その練習を兼ねて、この日試食会が実施されたもの。
この日は、18小中学校の校長先生のほか、民間委託検討会議に加わった面々や、委託業者選定委員会の委員らが出席。給食センターの宮良信世所長から経過説明のあと、漢那副市長、石垣安志教育長と挨拶が行われたあと、受託業者の株式会社オーディフの代表取締役社長の村野勝子氏が挨拶に立ち、「創業34年目となり、10年前糸満給食センターの7000食を受託して現在も運営させて頂いています。お客様に誠実に尽くすのが創業以来変わらない理念となっており、石垣島でも浸透させていきたい。地産地消に取り組み、栄養士の声には応えられるように取り組みたい。また地域貢献や行事にも参加させていただきたい」と、述べていた。
このあと試食会がおこなわれ、この日の献立は、硬ジューシーとモズクすまし汁、魚のフライ、ブロッコリーサラダで、参加者は自分で給仕して、教育長の「いただきます」の声で試食をしていた。
(流杉一行)