恒例の八重農市、大盛況

本年度2回目となる恒例の八重農市が14日午後2時より校内で行われ、大勢の買い物客で賑わいを見せた。会場では生徒達が丹精込めて育てた野菜や苗木、食肉加工品、授業の中で調理したケーキやパンなどを販売。中でもフードプロデュース科の豚肉加工品や卵、アグリフード科のケーキを求めて客が長蛇の列を成していた。多くの市民は商品で膨らんだ袋を提げて満足げな表情を浮かべていた。

アグリフード科の生徒に苦労した点を訊いてみたところ「メレンゲを作るのが大変です。白身に少しでも黄身が混じると泡立たないし、何より30ホールのシフォンケーキを作るのに130個の卵を泡立てるのが大変」と笑顔で語っていた。
またグリーンライフ科の新里英也さんは、ブーゲンビレアの苗木について「今日販売しているものは1年生のときに挿し木したもので、この大きさになるまで約2年かかった」と説明。

毎回盛況に終わる八重農市の裏側では、やはり生徒たちの地道な積み重ねがあるようだ。
次回の八重農市は10月に行われるという。

昨年の「第4回目八重農市」の様子はこちら

この記事をシェアする