7月1日(土)石垣市教育委員会主催の戦跡めぐりがあった。
講師に大田静男氏を招き、約30名の参加者が桃林寺内にある石垣島海軍警備隊聖観音碑、石垣村忠魂碑、尖閣列島戦時避難死没者慰霊碑、シイ原の豪など市街地の戦跡を中心に巡見した。
人類の生存と平和をおびやかす核軍備を人類社会から追放、廃絶させ、真の恒久平和を確立することは、全世界の人々がひとしく希求するところである。
しかしながら、通常兵器はもとより、核兵器による軍備拡大競争、並びに世界各地における局地的紛争は依然として続き、世界情勢は一段と厳しく憂慮すべき事態にある。
このことは、我々がかつて経験した太平洋戦争の悲劇を忘却した暴挙であり、国際協調と平和を理念とする我が国憲法の精神、並びに地方自治体の本旨からして看破できない。
従って、平和で豊かな自然文化都市をめざす石垣市は、わが国憲法の崇高な理念に基づき、非核三原則の完全実施を求めるとともに、平和を愛する全世界の人々と相携えて、すべての核兵器の廃絶を強く訴え、ここに石垣市が永久に非核平和都市建設に邁進せんことを高らかに宣言する。
戦後72年。この石垣市非核平和都市宣言のような島になりますように。