４月30日午前10時から石垣市総合体育館南側広場で石垣島山羊まつり（石垣島山羊まつり実行委員会主催）が盛大に開催された。

　石垣市制施行70周年を記念しての同実行委員会による山羊まつりは、山羊を通して地域活性を願う人々の協力を引き出しての取り組みで、石垣島山羊生産組合の組合員43人が中心になって、石垣島では初となる山羊の祭典を実現。

　闘山羊（ヒージャーオーラセ）や山羊3頭が当たる大抽選会のほか、山羊汁、山羊そばや、家族で楽しめるふれあい広場も設置。また品評会で入賞した優良山羊の展示もあり、山羊に関する様々なコーナーに加え、ステージでは琉球まつり太鼓、八重山高校ダンス部、平良八重子さんの演舞や、島仲久やミヤギマモルのライブなど、誰もが楽しめる会場となっていた。

　この日は、ゴールデンウィークに突入の最初の日曜とあって、会場は多くの親子連れで賑わい、この日、ひっきりなしに人の出入りが終日あった。

　伝統的な山羊文化の継承や、新たな山羊肉ブランドの確立を目指して、観光客や石垣市民に山羊の魅力を発信し、石垣島を国内最大の山羊生産地にする為の起爆剤にしたいと、開催された山羊まつりは、主催者も驚くほどの来場者で、闘山羊や抽選会場には大勢が集まった。そして最後まで山羊の抽選を見守る人で会場は溢れ、大宜見朝栄さん、小菅慶治さん、兼城翔太さんが当選。闘山羊は、運天辰民さんの与那原建設号が優勝。

(流杉一行)