第一回第2次竹富町海洋基本計画策定委員会開催

 10月26日午後12時半から竹富町役場2階大会議室で第一回第2次竹富町海洋基本計画策定委員会が開催された。

 西大舛町長の挨拶の後、第2次竹富町海洋基本計画策定委員会設置要綱が確認され、承認後、17人の委員が委嘱され、委員長が土屋誠琉球大学名誉教授に選任された。

 今回は、第1次竹富町海洋基本計画ができて以降に、国の海洋基本計画が策定されており、海洋周辺の状況の変化もあることから更新時期となり、第2次竹富町海洋基本計画策定委員会を設置して、同計画を更新をするもの。

 委員らは海洋環境の適切な管理による持続可能な地域社会の形成をめざして、多彩な意見を出し合っていた。第一次で策定したものから課題を抽出し、第二次へ反映させるべく、今後の日程と協議内容が調整されていた。

 各委員からは、漂着物の処理プラントの稼働状況の確認要望や、移植サンゴの失敗談も出て、計画行動のたいへんさも浮き彫りになっていた。

 なお次回の開催が12月に予定されているが、委員らの調整が必要で、まだ決まらない模様。

 国内初の海洋基本計画を策定した竹富町は、時代を見据えながら、ふるさとの美ら海と美しいぱいぬ島を未来に遺し、海洋立国に貢献するために海洋基本計画をリニューアルして、活発に活動を期すために、かく取り組んでいる。


(流杉一行)

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