離島桟橋に路面アート誕生

 人が行き交う路面に観光客が喜ぶような記念アートを制作したのは石垣市企画商工課。さんばしマーケットの会場に彩りをと、若い人のインスタ映えをねらっての路面ペイントを実施した。企画したのは一般社団法人石垣島クリエイティブフラッグで、実際に描いたのは、池城安武さん。石垣市出身で琉大卒業後ロンドン留学を経て、石垣島で(株)イチグスモード設立するデザイナー。絵描きの酒井木乃葉さんといっしょに9月15日から16日まで8時間かけて完成。カンムリワシの翼をモチーフとしたフォトスポットとなる参加型アートで、奥行き15m幅は6mの大きな絵で、水性ペイントで描かれている。

 海外では翼を描いて、それをバックに写真を撮るのが流行っており、「天使の羽アート」としてフォトスポットになり、インターネット上の写真投稿のコーナー「インスタグラム」で活用され人気になっている。

 やいま石垣さんばしマーケットのPRの一環で、マーケットが実施されているときは、人通りが多くて撮影は難しくなるが、マーケットのない日時に、立ち寄って楽しんでもらえたならと制作。市民、観光客にさんばし空間の活用に関心をもってもらうのがねらい。

(流杉一行)

この記事をシェアする