石垣市白保の豊年祭は7月25日のガンプトゥギに引き続き、昨日の7月26日午後8時過ぎから4つの御嶽(多原御嶽、真謝御嶽、嘉手苅御嶽、波照間御嶽)で豊年祭二日目のオンプーリンが開催され、今回は波照間御嶽を取材した。
波照間御嶽(アスクオン)では多くの氏子が集まり内儀式から執り行われ、ミシャグパーシの歌を氏子みんなで歌いながら神酒(ミシャグ)を戴く。
内儀式を終えると今年度の新役員4名による「鷲ぬ鳥節」が披露され、福引と余興のプログラムがスタート。
中でも福引の会長賞は「自転車」ということもあり一番の目玉。米盛博和会長との一斉ジャンケンにより最後まで勝ち続けたのは小学3年生の米盛エイシロウくんで、御嶽内は一気に盛り上がりを見せた。
プログラムに決まったものは無く、余興は飛び入り参加も自由で他では味わえない雰囲気があった。
余興と福引が終わったのは午後11時半。その後オンプーリンのクライマックスである外儀式「巻踊り」が行われた。全員で輪になり歌い踊って、後半には大先輩方を胴上げをするなど盛り上がりを見せ、無事に二日目の豊年祭は幕を閉じた。
テンションマックスの米盛家 ↓
今日は豊年祭三日目のムラプーリン。午後5時頃から飾墓御嶽にてミルク行列や白保の住民総出で「稲の一生」など各プログラムが催される。