昨年4月からスタートした国家資格試験「情報セキュリティーマネジメント」に今年八重山商工高校から2名が合格した。年2度あるこの資格試験は、4月と10月に実施される。今回挑戦した二人は試験3ヶ月前から勉強をスタート。八重山商工からは5名が挑戦して合格者は、川畑泰誠くんと知花尚吾くん。同校は昨年も一人の合格者を出しており今回は合格2号と3号。国家資格の「情報セキュリティーマネジメント」は、パソコンへの外部侵入を阻止する技能を認証するもので、コンピュータウィルスの種類と特長を把握し、襲われないようなシステム作りをし、コンピュータをどう守るかに取り組む資格。
4月15日に試験を受け、5月17日に合格発表があった模様。
知花君は「参考書を読み込んでこの資格がどういうものか知識を吸収して取り組んだ。次なる目標にDD三種の資格があり、これも目指している。セキュリティーの資格をとれば、どんな仕事でも生きてくると思って取り組んだ。まだ将来目指すものは決めていない。」と述べた。
川畑くんは「この試験で難しかったのは、長文の設問を読んで理解する点。セキュリティートラブルが起きている場面を理解するのが、専門用語が多用されるため難解だった。将来は大学か専門学校に進学したい。」と、抱負を語った。
(流杉一行)