6月2日午前10時から石垣市健康福祉センター集団検診ホールで第41回デンタルフェアが開催された。
挨拶に立った砂川和徳八重山地区歯科医師会会長は、「歯と口の健康が全身の健康とつながっていることがわかってきました。
歯を失っても、適切な入れ歯をすることで、安定なかみ合わせを持ち続けることで、健康寿命を伸ばすことが出来ます」と、歯の健康維持の大切さを述べていた。
このあとよい歯の表彰がおこなわれ、40名の小中学校生徒が受賞。また、高校生の部と「8020」(80歳で20本以上の歯を保つ人)の部では、5名が市長賞が
表彰されていた。
なかでも三つ子の砂川尚人君、砂川友姫さん、砂川隼人君が、こぞって市長賞を受賞。
母親の砂川ゆかり(48)さんは、「子ども達が、虫歯で歯医者に通うことにならないように、歯磨きを励行させました。あの痛さは、辛いですから」と、述べていた。
平成30年度家族でよい歯コンクールでは、母親の大城由理さんと息子の大城遙真君の一組が受賞。会場からは温かい拍手がわきあがっていた。
午後からは歯科検診やフッ素物塗布、ブラッシング指導がおこなわれて、多くの子ども達が指導を受けていた。
なお、明日からはいきいき体操が実施される各地の公民館で、歯と健康に関する講話がおこなわれる予定で(9日まで)、3日は11時に大浜公民館、13時30分に栄公民館、14時30分に富野公民館で予定されている。
7日は11時に平野公民館、9日には13時30分に真栄里公民館、14時から新栄町公民館で百歳体操の参加者に向けた講話が予定されている。
(流杉一行)