「9条改憲って何?」上映会

 4月28日午後2時から大浜信泉記念館で「9条改憲って何?」上映会(20分間)が開催された。

 この「いしがき女性九条の会」が主催する上映会に40人が参加して、安倍政権が行おうとする自衛隊を書き加える憲法改正の意味を詳細に説明していた。

憲法が新たに書き加えられることにより、新たな条項が優先された解釈が優先され、これまでとはちがったものになることを説明。

戦後アメリカが朝鮮戦争の時代から日本による派兵をねらうも、憲法九条により実現できなかった経緯を述べ、その後のアフガンや湾岸戦争などで、自衛隊の補給支援が可能になるよう日本政府に圧力をかけて実現してきたことを述べていた。

 また紛争になった場合に、アメリカは日本のために本当に闘うのかを検証。作戦は支持しても自国での対応を原則にしていることをDVDは説明していた。

 感想を求められて、参加者の一人は、「子どもが生まれて、真剣に平和について考えるようになり、九条のことを知りたいと思った」と、これから勉強していきたいと述べていた。

 このあと、12回目の「いしがき女性九条の会」の定期総会が開かれ、活動報告、監査報告、2017年決算報告、2018年活動計画案、2018年予算案が提示され了承されていた。役員の選出もおこなわれていた。

(流杉一行)

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