3月7日から3月21日の10時から19時まで、石垣市美崎町のホテルエメラルドアイル石垣島の2階のギャラリーでミス八重山写真展「Yaeyama Photogenic」が開催されている。
第38代ミス八重山であるミス南十字星の大工奈織さんとミス星砂の新嵩ひらりさんが映る写真20点が、同ホテル2階のフロントとロビーに隣接するギャラリーで展示されている。
まもなく八重山海開きが真栄里海岸で21日に開催され、第38代から新たに第39代のミスにバトンタッチがおこなわれる。
それを前に、おこなわれる展示でもあり、一年間、八重山の観光ピーアールのために尽力した第38代ミス八重山の活動を労うかに、どれもきれいな写真で、八重山の観光の持つ独自性や将来性を示す風景とともにふたりの瑞々しい写真が同ホテルの一角に静かに飾られている。
ホテルエメラルドアイルのギャラリーでは、不定期に石垣島クリエーターフラッグ(島のクリエーター集団)のメンバーによる個展が実施されている。ロビーには島出身者の作品が常設展示され、定期に入れ替えられて、島のクリエーターの作品が見られるという。
同フラッグのメンバーらが、ミス八重山がアピールしてくれた様々な場面の写真を持ち寄ることでなったのがこの写真展とのこと。
同ホテル副支配人の大城剛さんは、島のクリエーターの作品を展示し、また島外、県外、海外のクリエーターとの接点にもなれるハブとしての機能をこのギャラリーはめざしているという。
この八重山づくしの写真が並ぶ空間は、21日まで。八重山の美しい風景にミス八重山が存在感を見せる一点一点には、どこか島の持つ風土が色濃く埋め込まれているように見え、八重山の観光の特長全体を概観するのに良い空間となっている。
2017年から2018年にかけて新たな動き、新たな発見も拾える、気持ちの良い展示となっている。
(流杉一行)