9月21日は国連が提唱する世界平和の日。この日、正午にニューヨークの国連本部で毎年世界平和の鐘が打たれており、石垣市ほか稚内市や大阪花博会場の鶴見市緑地公園、兵庫県尼崎元浜緑地公園、滋賀県比叡山延暦寺根本中堂の国内5つの世界平和の鐘が、呼応して一斉に鐘打されている。
この日も午前11時55分に集合した市民が、正午の時報とともに1分間の黙祷をして、戦争犠牲者への哀悼の誠を捧げたあと、上門孝子支部長が挨拶に立ち「今日は国連が定める国際平和の日、通称ピースデイです。この日は、すべての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するよう呼びかける日です。」と、趣旨を述べて恒久平和実現の思いを、世界へ向けて発信していかなければならないと思うと訴えていた。また、上門支部長は、今回も岐阜県高山市からこの日に一斉鐘打の依頼を受けたことを報告。高山市の37カ所で鐘が打ち鳴らされるとのこと。平和を祈る鐘打の取り組みは、広がりつつある模様。
(流杉一行)