いもの日で500セットが無償配布

 11月12日午前10時から石垣市役所一階の市民広場で「いもの日」のPRのための無償配布が行われた。
 「良い芋」(沖縄方言で芋はイム)で、11月16日がその日だが、先行しての開催。

 10時になる前から多く市民が会場に集まり、長蛇の列は市役所玄関を出て、市民食堂の外の扉まで伸びて、多くの市民の関心を呼んだ模様。

 配布されたのは、紅芋沖夢紫500gの500袋と紅芋沖夢紫ペースト(250g)の200個、請福酒造による芋酒の「IMUGE」200mlボトルの600本。

 この日は土曜で、人の往来のない休みの市役所ながらも、多くの家族ずれが足を運んで、芋の日のプレゼントを受け取っていた。

 この日は、沖夢紫で作るクリスケーキの予約も実施。またロールケーキも販売して、20分ほどで完売。人気の高さを見せていた。

 この日は、ロールケーキも無料配布を勘違いする人も居て、これは販売ですと係員に言われて気まずそうになる人も。

 沖夢紫クリスマスケーキは5号(15センチ)で3780円(税込)で、限定150個で注文を12月12日まで受け付けているとのこと。(八重山南風堂)

 マックスバリューでも受け付けているとのこと。

 市役所での配布は、昨年に次いでの2度目。以前は、JAゆらてぃく市場でのイベントでの配布など、長く普及を目指して無償配布は実施されてきていた。その甲斐あって、今回の無償配布に集まる人の勢いは、沖夢紫への市民の評価を意味しているかも。

 芋は八重山の方言では「ウン」なので、イム16にならないが、まあそこは、良しとしましょう。
 八重山の人が、「ウン」を忘れると八重山方言の消失につながる。とすれば、イムの普及は、ちょっとだけ心配。ウンの日と、言うべきか。何か「運」と混同して、幸運が舞い込むイメージになるかも。

(流杉一行)

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