8月31日、昨日から実施された八重山漁協の一本釣り研究会によるサメ駆除で、500キロオーバーのサメが駆除され、八重山漁協の岸壁では100人を越える関係者やうわさを聞いて集まった市民で、賑わった。
この日は、夏休み最後の金曜日とあって、親子ずれの見学が多く、岸壁は子供たちの驚く声が聴かれ、それを見守る親の様子が八重山漁協のセリ場に広がっていた。
30日31日の2両日で60尾の駆除を実施した八重山漁協の一本釣り研究会(比嘉幸秀会長)は、この日、昨晩から仕掛けた罠から13艘が運搬。オオテンジクザメ、オオセ、ツマジロザメ、ヤジブカ、イタチザメが次々に漁協の岸壁にあげし、素早く解体していた。
午後1時頃には、船に揚げられず、海中で曳いてきた清八丸が到着。巨大すぎるサメは、電動リフト(500キロ制限)では上げられず、フォークリフトにつないで強引に陸に揚げての処理となった。集まったギャラリーは、驚きのため息をつきつつ、記念の写真をとっていた。
(流杉一行)