5月5日から13日まで、県立石垣青少年の家の北側の山林で写真展を実施している。
森の径・木漏れ日写真館と銘打って、同施設北側の遊歩道に沿って写真を展示。遊歩道を、写真を見ながら散策できる、自然に接しながら「島のいきもの」の写真が見られる展示会場を設営した。写真点数は130とのこと。
カンムリワシ、キノボリトカゲ、キシノウエトカゲ、リュウキュウアカショウビン、イシガキシジュウカラ、ズグロミゾゴイ、オサハシブトガラスや、真っ赤な昆虫のヒラズゲンセイなど、見応えある貴重な写真で、同青少年の家のスタッフが撮影した島のいきものたちが、掲げられている。
実は、5月5日の「こどもまつり」で展示したものの、北側へ入るには車が頻繁に通る道を横断するため、危険と判断。来場者には、展示を告げずにおいたもの。今回、5月13日まで自然愛好家にたのしんでもらおうと、島のいきもの写真展として発表したもの。
「風の音や野鳥の鳴き声が聞こえる自然の中でいきものの写真をみることで、いきものへの想像力が高まり、新たな発見も多くなると思う」と、担当の佐野清貴さんは述べていた。
(流杉一行)