昨今、インターネットによる宿泊施設の予約が一般化する中、サイトで情報を工夫して出すことで、これから旅行を望む人に最適な情報を提供し、顧客にする一連の情報サービスを営むエクスペディアが、2月13日午後1時半から、ANAインターコンチネンタルリゾートホテル真栄里の間でエクスペディアキックオフ会議と題して、研修会を実施した。
エクスペディアは1996年設立で、世界最大級の旅行予約サイトとしてグループを形成。予約総額720億円、宿泊数2億4600万件を誇るグループ。今回は、その概況を詳しく知ってもらおうと会議がもたれた。
市内のホテルなどの宿泊施設と提携するエクスペディアを、さらなる活用をして顧客獲得をグレードアップしようと、参加者36人ほどの市内宿泊施設のウェブ担当向けに、エクスペディアについて詳しく話を聞いていた。
海外からの入客が増える中、世界中との接点を考える宿泊事業所には、関心が高い話が満載で、この日、八重山地域に特化した情報もリリースされ、旅行者が旅行する日とそのための予約をする日との永さが、グァムやバリ島、オアフ島、ベトナム・ダナンなどより石垣島は短く、海外では予約の50%が60日から81日で決めるのに、石垣島は49日と短く、海外の長期滞在を望む旅行者には、石垣島に行こうとしても、それに見合うツアーパッケージが用意されていないために、逃し続けることになると述べ、台風時の大型販店の空っぽになった棚の写真をプロジェクターに映して、このようなものですと、旅行者の予約する際の性格、傾向を知ってパッケージを企画する必要性を述べていた。
(流杉一行)