第28回石垣市健康福祉まつり盛況

 12月2日午前9時から石垣市健康福祉まつりが石垣市健康福祉センターで開催され、雨天の中、多数の来場者で会場は賑わった。

 集団健診ホールでは、主催者挨拶、来賓挨拶のあと、園児ダンスを登野城保育所・石垣保育所が披露したほか、島むにラジオ体操がホールに来場したすべての人が参加して実施され、宮良博之さんから指導がおこなわれて、スムーズにオープニングセレモニーを締めくくっていた。

 9時30分からは、第37回障がい者週間・市民の集いが開催され、ふれ愛ステージと題して、まず石垣市視覚障害者協会による座開きが「鷲の鳥節」「あかまた節」と続いて、ひまわり、八重山育成園・おもと学園、あるまねっと、しあわせさまさま、大浜工房、ちゅらハウス1号・3号館の舞台が続々続いていた。

また途中に八重山地区障がい者美術展の表彰式も行われて、八重山地区障がい者文化・スポーツ振興会会長の石垣里八氏のあいさつと各賞の表彰がおこなわれていた。

 健康福祉まつりは、健康チェック・健康相談コーナーや体力づくりのジーナー、講演会などで構成され、八重山調理会による島野菜を使った減塩メニューの試食会や、沖縄県栄養士会八重山部会による「食育SATシステム」をつかったバランスのよい食事判定がおこなわれていた。

選んだサンプル食と当人の性別年齢と身長から、望ましい一日のエネルギー量とバランスとれ具合を星の数で示され、挑戦した恒例の女性は、最高点を星5つを獲得して、周囲の参加者から祝福されていた。

 また、ハンセン病啓発パネル展や適正飲酒をよびかけるコーナーなどの展示や、ヨーガ療法、太極拳などにも挑戦するなど、様々に来場者は健康について学んでいた。

 また、駐車場ではふれ愛バザーも実施され、作品展示・即売会やお食事コーナーも設けられて、雨のために中止になったイベントもあったが、健康について振り返る時間をもとうとする市民が多数来場して、まつりを盛り上げていた。

(流杉一行)

この記事をシェアする