八重山産業まつりと石垣島まつりが同時開催

 11月4日と5日の二日間、石垣島まつりと八重山産業まつりが同時開催され、石垣島まつりは新栄公園とその周辺で、八重山産業祭りは石垣市民会館中-ホールで実施された。

 八重山産業まつりは昨年には開催されて居らず、2年ぶりで石垣島まつりとの同時開催も、久しぶり。

 4日午前11時に八重山産業まつりのオープンニングセレモニーが開催され、テープカットのあと、我喜屋隆石垣市商工会長で2017年八重山産業まつり実行委員会会長が挨拶に立ち、30業者が参加して自慢の商品を紹介するとともに、石垣パインを原材料にした商品の出店も有り、来場頂いた皆様が楽しめる商品が揃っていますと、同まつりをアピールしていた。

 この日は雨模様ながら、会場の石垣市民会館中ホールには八重山産業まつりを楽しみにした来場者が、様々な島の製品を吟味しながら買い物を楽しんでいた。

与那国町や竹富町からも出店があり、焼き物、織物、木工などの工芸品や化粧品、酒、調味料に、ジュースやジャムなどのほか、様々な島で生まれた商品が用意されていた。

 午後12時には八重山農林高校が石垣商工会がつくる石垣パインの加工用パインをつかった紅芋モンブランとマドレーヌを販売。うわさを聞いていた多くの市民が来場して、各58商品づつあった商品がまたたく間に売り切れていた。パインがたっぷり入ったマドレーヌはとくに好評。5日にも販売される予定。

 午前11時50分には石垣島まつりのオープニングセレモニーも開催され、岡崎市、北上市、松坂市、稚内市の関係者が同席する中、華々しくまつりがオープンした。

 ステージパフォーマンスも用意され、もるつオーケストラ、ナギー、ARA JAZZ、NEWS RIVERS BOYS、八重山高校郷土芸能部、KURUMABA、レンタルスペース マザーズクルー、メケアロハ プメハサークルの8舞台が展開。

 このほか八重山そば選手権大会グランプリ発表や「ウエルカムんちゅになろう」、郷土芸能の夕べ特別講演、「イーリス」ライブ、「大工哲広・苗子」ライブと楽しい演目が展開した。

 5日は、11時から市民パレードが実施され、午後8時50分の打ち上げ花火まで、多彩な演目が綴られる予定。

(流杉一行)

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