園児がおじいちゃん、おばあちゃんと七夕まつり

 7月6日午前10時から市内大浜の幼児スクール竹の子クラブ(小底弘子会長)で一般社団法人むるやんじ会おっかん家(ち)の高齢者13名と同クラブの41人の子ども達が、いっしょに七夕まつりを開催した。

 互いに自己紹介で始まった会は、自分の名前を言ったあとに、七夕に託す夢を発表。海で泳げるようになりたい、自転車が乗れるようになりたい、おばあちゃんの家にたくさんお泊まりしたい、バナナがたべたいといった可愛い願いを聞いた後は、おっかん家のメンバーが発表。健康で100才まで生きたい、家族と楽しく過ごしたい、健康で働き続けたい、毎日笑顔で暮らし続けたいと、子ども達が聞き入る中、楽しく述べていた。

 この後、1歳児の初のお遊戯「きらきらぼし」からはじまり、手遊び「いちゃりばちょうでい」など子ども達の元気一杯の演目が続いたあとは、おっかん家のメンバー全員による「これから音頭」が披露され、子ども達も立ち上がって一緒に踊る子も出て、たのしいひとときとなっていた。

 おっかん家から参加した最高齢の石垣光さん(93)は、「若い皆さんといっしょにいるだけで、元気になれました」と、七夕まつりのひとときを楽しく過ごせたことを喜んでいた。

 小底会長は「今回、おっかん家の人々といっしょのイベントは初めてで、今後、年に3回は実施したいと考えている」と、盛り上がれたことを喜んでいた。なお竹の子クラブは今年12月には、新築中の建物へ移動予定で、社会福祉法人のびゆく福祉会竹の子森保育園としてスタートするとのこと。

なお、この日は大浜中学校の職場体験の3名も参加。生伴奏で園児の舞台を盛り上げていた。

(流杉一行)

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