やいま特集

パナリへ郵便配達

パナリとも呼ばれている新城島。 人口13人の上地島、人口ひとりの下地島の2島からなる。 定期船のない島。 パナリに住む人への郵便は 西表島に住む78歳の善光おじぃが、船で配達している。 10:30AM 西表島からパナ ...

てぃんがーら輝く、島の星空

八重山の夏の夜、北から南にかけて天の川があらわれる。方言で天の川を「てぃんがーら」と言い、手が届きそうなその銀河の光に島は包まれる。暦が伝わる以前から、島人は1年を星に学び、暮らしの中から唄や民話が生まれた。 受け継 ...

与那国島の暮らし

石垣島まで約127km、台湾までは約111km。 日本最西端に位置する与那国島。 石垣まで飛行機で25分、八重山の他の島々とは異なる景観の、 断崖絶壁に囲まれた最果ての島で生活する人たちの暮らしを覗いてみた。 集落は ...

水牛車に乗って由布島へ

ここができたのは、 ひとりの人の想いから。 水牛車で渡ると亜熱帯の植物楽園  島の周囲2kmほどの小さな島、由布島。西表島に寄り添うようにあるこの島は、いまや八重山観光を代表する場所。西表と由布を結ぶのは水牛車。ゆら ...

石垣で蚕を育て、絹糸をつくる

天然繊維のひとつ、シルク。 八重山でも以前盛んだった養蚕業。 今でも蚕を孵化させ、世話をし、絹糸をつくりあげる人がいる。 歯車がいくつも重なる昔ながらの糸車で糸をひく。 八重山でも盛んだった養蚕  石垣島のちょうど中 ...

石垣市公設市場の毎日

石垣市の公設市場に行ったことがありますか? 実は、地元の人でも、若い人は行ったこともないという人も多いこの場所。 ここは明治時代から続く、島の台所。 時代を超え、島の人たちのお腹を満たしてきた市場をちょっと覗いてみよ ...

島の冬食材

八重山の冬。自然に囲まれた島々では、さまざまな食材が旬の時期をむかえる。海や山の、冬の味覚をめしあがれ! イノシシ -西表島-  西表島と石垣島では、毎年11月15日から2月15日までの3ヶ月間、イノシシ猟が解禁にな ...

小浜島細崎 海人後継者奮闘記

小浜島の西の端にある細崎は海人の集落。浜からはすぐ目の前に西表島が見える。主に糸満から移り住んだ人たちの集落で、今年でちょうど入植100年となった。現在の細崎集落では30世帯ほどが生活をしている。海人は約10人。   ...

製造工場に潜入

いつも飲んだり食べたりしているあの食品。どこでどうやってつくられているの? 今回は泡盛の八重泉酒造、そば麺の琉めん食品工業、石垣島地ビール工場へ潜入! 八重泉酒造   昭和30年創業の八重泉酒造。阿香花の高台に見える ...

八重山のおやつ屋さん

八重山には、昔から地元の人たちに食べられてきた島特有のおやつがある。そのおやつはどこでどうやってつくられているのだろう。モチ屋さん、せんべい屋さん、砂糖天ぷら屋さん、玄米乳屋さんのおいしい現場をレポート。 ジーマーミ ...

石垣島の畑人(ハルサー)

毎日畑に出かけ、細やかな世話をし、大事に大事に作物を育てる「畑人」。夏の炎天下でも、時には強い雨風の中でも…。 たくさんある島のジマンの作物の中から、今回は、今が旬のパイナップル、マンゴー、お米をはじめ、シークヮーサ ...

西表島のイノシシ猟

毎年11月15日から2月15日まで狩猟期間となる八重山でのカマイ猟。昔から西表島や石垣島では、イノシシをタンパク源として狩猟が続いてきた。イノシシは、捨てるところはなく、顔までも、全部食べられるという。「男のロマン」 ...

趣味の釣り!

釣り人口のとっても多い八重山。 夕方の漁港付近には釣りをする人たちがたくさん。釣ることを楽しむ人、夕飯のおかずをとる人、仲間と競っている人。 そして、休みの日には、自分だけの秘密ポイントや船を出して釣りに出かけたり。 ...

与那国島国際カジキ釣り大会

日本の西の島、与那国島。 黒潮の恵みを受けた大型回遊魚の宝庫といわれるこの島には、毎年大物のカジキを求めて多くの腕自慢が集まってくる。今年で23回を迎えた、日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会。カジキ釣り競技以外にも ...

竹富島 世迎いと結願祭

9月5日、竹富島でふたつの祭事が行われた。ひとつは旧暦の8月8日にニライカナイからの神々を迎える「世迎い(ユーンカイ)」。もうひとつは旧暦8月最初の壬(みずのえ)と癸(みずのと)の両日、一年間の祈願の願解きが行われる ...

与那国島祖納豊年祭

男たちの旗頭に女たちの舞い  今年は7月24日日曜日に行われた与那国島祖納の豊年祭。 祖納は東、西、嶋仲の三つの公民館からなっており、それらが合同で豊年祭が行われる。旗頭のガッサイ、子どもたちのお神輿パレード、二年に ...

登野城結願祭

12年に一度、寅年に行われる字登野城の結願祭。今年は弥勒面の新調、弥勒の役の交代があった。そして、12年に一度しか行われない結願祭は継承が課題。そこで今年は文化庁の地域文化伝承事業で、準備の段階からビデオで記録した。 ...

八重山の豊年祭

豊年祭とプーリィ  豊年祭—。沖縄大百科事典によると「豊年祭という呼び方は本来沖縄にはなく、村芝居という語とともに明治のころマスコミ・教育界を通して入ってきた用語」だという。「五穀豊穣を神に感謝する祈願祭 ...

西表島 節祭(シチ)

満身の力を振りしぼって、船頭のピョーシが洗い清められた前泊の浜に響きわたると、ドラ・太鼓の合図により、古式ゆかしき、格調高い、西表村、祖納・星立に伝わる節祭の世願い(世乞い)の行事が始まる。 農作物の豊作に感謝を捧げ ...

種子取祭に演じられる島狂言

いろんな芸能が行われる八重山の伝統行事。その中でも芸能の島と称される竹富島では、他の地域に比べてたくさんの島狂言が残っている。その竹富島の年間最大行事種子取祭は、毎年旧暦9月10月の庚寅(かのえとら)、辛卯(かのとう ...

受け継がれる豊年祭

八重山の豊年祭は、収穫物への感謝とこれから先1年の余祝儀礼である。農業にたずさわる人が少なくなっている現代でも、豊年祭に対する人々の姿勢は受け継がれている。 時代と共に少しずつ形を変えてきたが、人々の根っこに流れる想 ...

とばらーま大会創設のころ

宮鳥の杜は聴衆で鈴なり 第一回とばらーま大会  第一回とばらーま大会は、終戦翌々年の昭和二十二年(一九四七)九月三十日、旧歴の八月十六夜、宮鳥御嶽隣りの石垣会館で開催された。主催は海南時報社(浦添為貴社長)で、私は記 ...

ソーロン アンガマ 後生の精霊

三線、笛、太鼓で奏でる  軽快なアンガマ一行の  道行きの音楽が響き出すのは  八重山の盆には  欠かせない風物詩である  今年もアンガマは  あの世からやってくる   旧盆~ソーロン~  八重山の盆行事を「ソーロン ...

あの世からの精霊アンガマ

 八重山のソーロンといえばアンガマ行列。青年会を中心に伝統が受け継がれているが、本来のアンガマ行列の姿が変わりつつあるのも事実。またできるだけ昔のカタチに戻そうと努力している動きもある。アンガマに関わる人たちの声から ...

八重山の手技

~八重山にのこる手技の世界~  プラスティック製品が溢れた高度経済成長期は、都市部の職人の手業はなくなっていく定めであった。大量生産品のコストはどんどん安くなる。人が多いと、それだけスケールメリットが即効くからだ。こ ...

島に生きる生物たち

~八重山は貴重な野鳥の宝庫~ 「八重山は地理的条件もあって、めずらしい鳥や、渡り鳥の宝庫なんです。日本中から多くのバードウォッチャーがやってくるんですよ」と教えてくれたのは、日本野鳥の会八重山支部長の本若博次さん。 ...

乙女たちの戦争体験

1945年の終戦から63年。終戦の年に生まれた子どもは63歳、当時20歳であった人はもう83歳である。ある資料によると、戦後生まれは総人口の74・1パーセント(2006年現在)であるという。とすると戦前生まれは約26 ...

星ふる八重山に生きる

星にロマンと夢を求め、地域に貢献 望遠鏡の使い方を説明する新崎善國さん 八重山星の会は、2000年11月22日に24人のメンバーによって設立された。現在50人あまりのメンバーが所属し、主な活動として毎月旧暦3日に「星 ...

ウミガメが見た石垣島

谷崎樹生 ~いつまでもウミガメに選ばれる島であるために~ 命がけの産卵上陸 ハリテンボクの根っこに挟まって動けなくなったアオウミガメ 私達がカメ調査を始めてからの15年で、4頭のウミガメ(アオ2・アカ1・タイマイ1) ...

虫採網のララバイ

 八重山諸島の魅力のひとつに、自然の豊かさ、日本本土とは異なる生物層の多様性、そして、未知な領域がまだ残されている可能性のあること、などが挙げられる。生物関係の学術出版物を見ても、年に数種の「新種」が報告され、数多く ...