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八重山人の肖像

黒島 剛

「何もないところから創りだすことが好きです」    そっと目をとじると、心の中に蘇る鮮烈な映像がある。白い神衣に身をつつんだ神司の神々しい背姿。誇らしげな男衆の顔に、歓喜に満ち満ちた女たちの声。厳かで ...

八重山人の肖像

宮平 康弘

「長い時を生き抜く“島の命”」    「島、まさに島であること!」。それはゆったりとした間合いの、独特な口調の中で、鐘の音のように響いてきた美しく力強い言葉であった。    宮平康弘さんが現社長をつと ...

島々からの便り

2017年

あけましておめでとうございます。 石垣市では1月4日に成人式が行われました。 今年は年明けから気温が高く連日26℃越え、振袖も暑そうでした。 成人者のみなさまおめでとうございます。 本年も島々からの便 ...

八重山人の肖像

新城 弘志

「こだわりつづけてきた旗頭の立体感」    ハレの日の役目を、平らかに終えた登野城字会の旗頭。私は幸運なことに、繕いの時をじっと待つ『オオゴチョウ(※)』との再会に恵まれたのである。それは年に一度の豊 ...

八重山人の肖像

比嘉 康雅

「漁業と観光の融合」    二十年ほど前まで、穏やかで静かな護岸端だったとは、とても想像がつかないほど、大通りを行き交う車の群れは、切れ間なく、絶え間なく続いていた。潮の香りをつれて南からそよいでくる ...

島々からの便り

2017年竹富島新年会&成人式

明けましておめでとうございます。 新年、島の最初の行事 新年会&成人式が 盛大にまちなみ館で行われました。今年は島から3名の成人者が出ました。成人式は島挙げて行われます。地域の人々や保護者も子供達の成 ...

八重山人の肖像

上里 直英

「甲子園というのは、雲の上、またさらに上にあるものだったからね」    ちょうど、八重山商工高校野球部が、春夏、甲子園連続出場の切符を手に入れた明くる日であった。私は興奮冷めやらぬ心持ちで、上里直英さ ...

八重山人の肖像

砂川 昌順

「いつ時も、島と外との交わり、そして広がりを」    一九八七年十一月「大韓航空機爆破事件」。実行犯の一人、金賢姫が自殺防止用の白いマスク姿でタラップから降ろされた時の映像は、今でも多くの人の脳裏に焼 ...

人物フラッシュ!

伊波南哲と大濱信泉

 昭和二七年の暮れ、伊波南哲は思いもよらず大濱信泉の訪問を受けた。朝から小雪の舞う寒い日の夕刻であった。その年の十月、家族を八重山に残し単身で再上京した南哲は、池袋に近い椎名町で下宿生活をしていた。戦 ...

人物フラッシュ!

島に生きる。 ―池田米蔵さん、池田卓さん―

船浮・父と息子の物語  一途に何かをやり続けている人を素晴らしいと思う。専門馬鹿という批判的な言葉もあるが、歳を経てくると、それでなぜ悪い、と思うようになる。開き直りではない。なにしろ人生は短い。…「 ...

やいまインタビュー

やなわらばー

石垣島まつりをライブで盛り上げたやなわらばー。 石垣でのライブは実に7年ぶりとのこと。 リハーサルが終わり、本番を控えるおふたりに、 久しぶりの石垣でのライブについて、最近のことなど、 まつり会場でイ ...

やいまインタビュー

照屋 林賢

りんせんバンドのリーダーとして、国内外で活躍する照屋林賢さん。 西表の旅に同行させてもらって、林賢さんに八重山の魅力、旅の楽しみ方を語ってもらった。 ―八重山に対するイメージは? 照屋 中学の時に父親 ...

やいまインタビュー

立松 和平

八重山にしかないものをもっと噛みしめてほしい・・・ 今回は2002年3月15日の「いしがき市民大学」で講演をした立松和平さんに話を聞きました。講演では故郷・栃木県のこと、北海道など旅で訪れた場所でのエ ...

やいまインタビュー

つのだ☆ひろ

石垣島へ来島し、ドラム講座出張ドラムクリニックを行ったつのだ☆ひろさんに突撃インタビュー   ―今回石垣島に来たきっかけは? つのだ☆ひろ 以前僕の専属カメラマンをやっていた遠藤さんをはじめ、間接的な ...

やいまインタビュー

波照間 永吉

考古学、歴史学、民俗学、言語学など、様々な角度から『おもろさうし』に迫った『琉球の歴史と文化 おもろさうしの世界』が昨年11月に発刊。編者である波照間永吉先生にお話を伺った。   ―『おもろさうし』と ...

やいまーる外電

酒飲みのよしなしごと(4)「気配りとの攻防戦」

明けましておめでとうございます。 本年もあまくま出かけて行って、少なくとも毎月1本は記事を書こうと目標にしております。 どうぞよろしくお願いいたします。 それは、昨年11月に参加した「京都泡盛同好会」 ...

島々からの便り

2017年新春凧揚げ大会

竹富小中学校の毎年恒例行事であります。 「新春凧揚げ大会」が青空の下行われました。 今回空は真夏日のように晴れ渡りましたが凧を揚げるには風が無く、皆揚げるのに四苦八苦。 思うように揚がらず、暑さもあり ...

やいまインタビュー

永 六輔

今回は「いしがき市民大学」の学長に就任した永六輔さんに話を聞きました。 2月14日に行われた学長就任記念公演では、多数の市民が永さんの楽しい話に満足した様子でした。 ―今回「いしがき市民大学」で講演さ ...

やいまインタビュー

画家 大浜 用光

―今回、個展を開催するにあたって、石垣に帰ってこられたのは何年ぶりですか? 大浜 10数年ぶりですね。 ―ふるさと石垣での初の個展を終えてみていかがでしたか。 大浜 石垣に帰ってきての一番の印象は、ま ...

やいまインタビュー

筑紫 哲也

『八重山の魅力が抜きんでてどこにあるかと言うと「文化の多様性」にあると思います。』 2001年7月8日に「いしがき市民大学」で講演をした筑紫哲也さんに話を聞きました。テレビでおなじみの「多事争論」とい ...

やいまインタビュー

宮本 亜門

今回は「いしがき市民大学」で講話をした宮本亜門さんに話を聞きました。 講話では「琉球発」という演題で、家族のこと、沖縄に移り住んだことなどを話し、宮本さんの楽しい話に受講生のみなさんも満足した様子でし ...

やいまインタビュー

新城 知子、音絵

昨年、アトリエ游を中心に八重山舞踊公演「游舞台」を行ってきた二人が、5月24日の宮古島を皮切りに、北海道斜里町まで、全国17ヵ所、実に40日間をかけて出前公演を行った。各地で温かく迎えられ、辛いことな ...

やいまインタビュー

森口 豁

鳩間島は定点観測の場所 「沖縄と日本の関係とか地方と中央の関係とか、鳩間を通してものを見る」 「あ、水ってこんなに大事なんだと、知らず知らずのうちに、本物の価値観とか大事さとか、植物の一本一本のいとお ...

やいまインタビュー

アルベルト城間

『石垣には本当に毎年来たいと思ってます』 ―まず日本に来たきっかけを教えてください。 アルベルト城間 僕はペルーのリマ市で生まれて、20歳まで過ごしました。 日本語はしゃべれなかったけど14歳からずっ ...

やいまインタビュー

Skoop On Somebody

聞き手・柿元麻衣、取材協力・呉島英男さん(以下ヒデボー)   一年に一度2つの星が出会う七夕のように、毎年星まつりに石垣島を訪れるSkoop On Somebady の皆さん。3年目の今年は石垣市から ...

やいまインタビュー

さかなクン

ダイビングフェスタ石垣島2006のゲストとして来島。総合体育館メインアリーナで行われた講演会は満員御礼の大盛況だった。石垣島の大ファンだというさかなクンにインタビュー。 ―『どうぶつ奇想天外!』で石垣 ...

やいまインタビュー

平良 とみ&平良 進

市制施行60周年を記念して、多くの人に愛されてきた郷土史劇『首里子ユンタ』が公演される。演じ手には、同じく60周年を迎える平良とみ、進ご夫妻。ともに歩んできた沖縄芝居への思い、今後、そして今回の記念公 ...

やいまインタビュー

まよなかしんや

沖縄の文化が花開けば花開くほど、 沖縄の思いが、こう、ねじ曲げられていくような状況があって、恐ろしい 話をしていても、じっとしていられない、という感じなのだ。すぐにもギターを片手にみんなの前に飛び出し ...

やいまインタビュー

大島 保克

ことばの魅力 ―ニューアルバム『東ぬ渡』が出来上がりましたね。1枚目の『北風南風』から6年経ってのリリースになりますが。 大島 実は3年前から話は出てたんですよ。録音するまでだいぶ時間はかかりましたけ ...

やいまインタビュー

ORANGERANGE

2003年9月13日に市民会館大ホールでライブを行った、人気沸騰中の「オレンジレンジ」。ライブ前に直撃インタビュー! ―結成したきっかけは? 中学校時代の話に遡るんですけど、卒業式に舞台でライブをやる ...