≪皆様へ≫

　八重山厚生園は、地域に根ざし、地域のために、地域と共に、地域に愛される施設を目指して日々奮闘しています。

　戦後の翌年八重山救護院として発足してから、長い歴史のなかで制度の変更や復帰に伴い場所や名称を変えながら地域の発展と共に、福祉の中核を担ってきました。

　現在は、石垣市新川に、前を見れば青く広がる珊瑚礁の海に、竹富島、小浜島、黒島、西表島と離島が見渡せ、後ろを見ればマンセ岳、バンナ岳、沖縄県最高峰の山、オモト岳がつらなる緑ゆたかな風景が広がる自然環境の良い場所で、利用者の主体性を引き出す為、クラブ活動 や余暇活動にも力を入れ一年を通し季節を感じてもらえる様な活動を行っています。

　また、毎年職員がハーリー大会に参加し、利用者は応援をして地域行事にも積極的に参加したり、婦人会のみなさんの協力で島内バス観光やフラワーアレンジメント講習会、保育園、空手・民謡・舞踊教室との慰問交流会、そして、秋の夕涼み会では、高校生の郷土芸能 をはじめフラダンス、フォークダンス、舞踊、フラメンコ等、地域のみなさんの協力で行っております。

　家族会活動においては、サガリ花の苗を園庭に植えました。サガリバナの花言葉は、「幸運が訪れる」 です。サガリバナが咲き、利用者の皆さんに、厚生園を訪れる皆さんに、地域の皆さんに幸運が訪れます様に・・・

　これからも、八重山厚生園は、地域に根ざし、地域と共に、地域のために、地域に愛される施設を目指して、新たな　福祉事業に取り組んでまいります。