【7月22日海の日イベント】オカガニ幼生放出観察会のお知らせ

日時

7月22日(木)
19:30~21:00頃
受付:19:00~

集合

磯辺海岸駐車場、磯辺海岸で観察

参加費

参加料150円、
保険料150円(任意、保険無加入の方は事故の場合、ご自分の保険で対応してください)
持ち物、服装

懐中電灯、ヘッドランプ、濡れてもよい履物、バットや洗面器(色は白が良い)など幼生を入れて観察できる容器

講師

当会の講師陣が努めます。

主催

アンパルの自然を守る会
連絡先 山崎:090-6785-8692
※台風の影響で中止になる場合があります。



 
オカヤドカリの幼生放出観察会(10日)に続き、オカガニの幼生放出観察会を開催します。オカガニは大きさ5~15㎝位で、普段は森の中で暮らしています。
オカガニがおなかに卵から幼生に成長したこども抱えて海に放すために、この時季海岸に現われます。
なぜオカガニは森で子育てをしないで海に幼生(子ども)を放出するのでしょう。
もともとオカガニは海の生物でした。こどもたちはお母さんから放たれて、海の栄養分を摂取して大きくなっていました。陸に上がってからも幼生(子ども)の成長に海の栄養分は欠かせないのです。ですから毎年7月の満月のころ、引き潮に載せて幼生を放出します。
石垣島でのこれまでの経験では、オカガニの幼生放出を最も多く観察できたのが十三夜の夜でしたので、今年もこの時期に開催します。
 残念なことに磯辺海岸の海が最近濁っています。もしかしたら幼生を放出する様子は見えても、海に放たれた幼生の観察は難しいかもしれません。幼生観察の簡単な方法は、オカガニが幼生を放出した直後に柄杓(ひしゃく)などで掬(すく)い、スマホで撮影、拡大することです。

注意

★オカガニが海に降りてくるとき進行方向をふさがないでください。警戒して逃げ帰ってしまうこともあります。海に浸かれば後は懸命に幼生を海に放ちます。
★新型コロナがまだ収まっていません。子どもや大人も必ずマスクをつけてください。オオカガニは沢山出てきますので、一か所に固まらず対人距離をとって観察してください。

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