農作物の豊作に感謝を捧げ、翌年の五穀豊穣と住民の健康・村落の繁栄を祈願する節祭は4、500年の歴史があり、人々の生活と暮らしの支えとなり、その原形を今にとどめ伝承されてきた。そして1991年、国の重要無形文化財に指定された。
今年は11月3日(土)、4日(日)、5日(月)の日程で、メインは11月4日(日)の世願い(ユークイ)の日。ハーリー競漕、ミリク行列、演舞、狂言、棒術、獅子舞などが行われる。
※日程の間違いがありましたので、訂正いたします。
11月2日~4日→ 正しくは11月3日~5日です。
祖納の節祭
毎年旧暦10月前後の「つちのとのゐ」の日に部落をあげて3日間、慣例として開催する。
第1日は家庭行事。第2日は世願い(世乞い)船元の御座で、第3日は太平井戸で水恩感謝行事を挙行。
祖納部落の前泊海岸を船元の御座と呼んで、洗い清められた砂浜の上で挙行したのが節祭の起源となっている。
11月4日(日) 世願い(ユークイ)
- 5:00
- 一番目の合図(世乞いの夜明けを告げる)
- 5:30
- 二番目の合図(旗頭起こし)
- 10:00
- スリズ集合(芸人全員)
- 11:00
- スリズ儀式(男子芸人・ミリク儀式・アンガー儀式)
- 一番旗・男子芸人出発
- 二番旗・ミリク行列出発
- 三番旗・アンガー行列出発
- 11:50
- 記念碑参拝(館長・婦人部長・総責任・補佐・船頭)
- 12:00
- 開会(舟浮かべ)
- 12:10
- 一番旗先頭にヤフヌ手入場(ビョーシ)
- 二番旗先頭にミリク行列入場(ミリク節)
- 三番旗先頭にアンガー行列入場(与那覇節)
- 12:40
- 公民館長あいさつ
- チビジ代表祭祀
- 来賓祝辞(竹富町長)
- 来賓祝辞(NTTドコモ)
- 感謝状贈呈(3名)
- 乾杯の音頭(竹富町議会議長)
- 13:00
- 男子芸人による狂言・棒芸
- ミリクトゥリムチ
- あいさつ(在沖西表郷友会代表)
- 13:40
- 奉納舞踊(4点)
- ミリクトゥリムチ
- 14:00
- 婦人シチアンガー巻踊り
- ミリクトゥリムチ
- 14:30
- フニクイ(爬龍船競争)
- 15:10
- 男子アンガー巻踊り
- 15:30
- 獅子舞い
- 15:40
- 万歳三唱
- 15:45
- ミリク立座ふ
【関連リンク】
干立の節祭
毎年旧暦10月前後の「つちのとゐ」の日に部落をあげて3日間、恒例として開催する。第1日は家庭行事。第2日は世願い(世乞い)前の浜で、第3日は太平井戸で水恩感謝行事を挙行。
一年間の諸々の行事を総合して、星立部落の前の浜(洗い清められた砂浜)と星立お嶽内で挙行したのが節祭の起源となっている。
11月4日(日) 世願い(ユークイ)
- 5:00
- ドラ打ち
- 13:15
- 舟抽選
- 13:45
- 公民館出発(旗頭)
- 14:00
- ヤフヌティ
- 14:30
- 舟漕ぎ
- 15:30
- 式典・祝宴・奉納芸能
- 17:00
- トゥリムトゥへ移動(フタベ家・カイレ家)
- 19:30
- スリズ(公民館)・ツヅミ
【関連リンク】
船浮の節祭
毎年旧暦10月前後の「つちのとゐ」の日に部落をあげて2日間、恒例として開催する。第1日は家庭行事。第2日は世願い(世乞い)。水恩感謝行事は2日目の最後に行われる。
一年間の諸々の行事を総合して、船浮集落の船浮御嶽、集落正面の船浮湾で挙行したのが節祭の起源となっている。
11月4日(日) 世願い(ユークイ)
- 12:00
- 儀式 ・ヤフヌ手(ティ) ・ハーリー ・パチカイ ・アンガー ・棒 ・獅子舞 ・ガーリー
- 儀式後
- 祝宴
【関連リンク 昨年の様子】