各家にあの世から先祖が戻ってくる。夕方、家族でお線香を立てて迎える。
旧盆中、石垣島の四ヶ字などではアンガマ、白保では獅子舞が行われる。
・竹富島の旧盆(ショーロ)
迎え日。門前にわら炬火を焚いて祖先の霊を迎え入れる。霊の通る道として軒下より門前まで白い砂をひいておく。仏壇の霊前には種々のご馳走を供える。
お盆の間、夜は島の若い男女が三味線に合わせてニンブチャー(念仏歌)を謡い、各家を廻ってアンガマー踊りをして先祖の霊を慰める。
・小浜島の旧盆(ソーラ)
祖先の霊を迎えて丁重に供養する。南北各村ではニンブチャーといい、笛・太鼓・三線・鉦鼓の楽器を揃えてそれぞれの家庭を訪れ、念仏経文で供養する。
・波照間島の旧盆(ソーリン)
1日目は供物の用意を整えると当主は墓へ赴き、掃除をし先祖の霊をお供して帰宅する。
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