比嘉栄昇が新たな島の唄披露

今日11時半から、「日本一早い春フェス」SPRING TRIPPIN’ISHIGAKI(スプリング・トリッピン・イシガキ)が南ぬ浜町緑地公園で開かれる。トリッピンというのは「軽やかな」という意味があるそうで、いってみれば「春だよ、気軽に遊びにおいでよ!」とでもなろうか。

いちばんの目玉はなんといっても比嘉栄昇(ビギン)の新しい島の唄のお披露目。比嘉が発起人として立ち上げた「島人の宝さがしプロジェクト」で選ばれた新たな名所を、比嘉自身が唄にして、それを披露するというのである。ミーバイ岩やマンタ山がどんな歌になっているか、とっても楽しみである。

石垣市観光文化課の宮良賢哉さんに聞いた。

ステージでは、比嘉栄昇のほかに、「クイーン・オブ・レゲエ」PUSHIN、「4人組ガールズニューウェーブグループ」ゆるめるモ!、「石垣島出身の石垣隆太らによる3ピースバンド」カミアワズらが出演。

「ほかに、地元の高校生たちのステージが2時間くらいあります。彼らが企画・演出・出演して、バンドだけでなく、ダンスやマイクパフォーマンスなども。いい経験になると思うし、いい舞台をつくってくれると思います」

会場には、凧愛好会のみなさんの揚げる凧がいくつも大空に舞い、物づくりコーナーでは、凧、指ハブ、ランタンなどを専門家の指導を受けていっしょにつくることができる。また、夜には八重山星の会のみなさんが天体望遠鏡で冬の星空を案内してくれる。

「外からの有名なアーティストたちの音楽ライブを楽しみ刺激をうけると同時に、自分達の島の文化を見直す機会になればいいなと思います。凧や指ハブをつくりながら、あるいは星を眺めながら、先輩たちとコミュニケーションをすることによって地域の文化を感じ取ってくれる場所になってくれればいいなと思います」

これは11月25日に予定されている、あの「ツンダミフェスティバル」のプレイベントと位置付けられており、11月に向けての準備・チャレンジ・PRの場でもあるという。
入場無料。子どもたちと一緒に、友達同士で、トリッピンに、いかがですか。

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