セマルハコガメ
八重山にしかいないカメ~その1 石垣島・西表島のみ生息。国指定天然記念物。驚くと頭、尾、肢を引っ込め、腹甲でふたをすることから、ハコガメ(箱ガメ)と呼ばれる。道路を横断している姿が見られることもある。
ヨナグニウマ
八重山にしかいない馬 与那国島のみ生息。与那国島の在来馬。体高110~120cmのおとなしい馬。体格のわりに力がある。農業の機械化などにより、その数は年々減り続けている。
カンムリワシ
八重山にしかいない鳥 石垣島・西表島のみ生息。国の特別天然記念物。郊外の電柱の上や、畑で見られる。八重山民謡の代表曲「鷲ぬ鳥節」にも歌われている。写真1枚目が成鳥、2・3枚目が幼鳥。
イリオモテヤマネコ
八重山にしかいないネコ 西表島のみ生息。国の特別天然記念物。西表島の陸上生態系の頂点に立つ。現在の生息数は約100匹と推定される。ヤマネコの交通事故が増えているため、島内には「ヤマネコとびだし注意」の看板があちこちに ...
オオジョロウグモ
日本最大のクモ 体長は5cmほどで、脚を伸ばすと20cm近くになる。網の大きさは直径1~2mにもなり、昆虫だけでなく、小鳥がかかって食べられることもある。
ヤシガニ
日本最大の陸生甲殻類 陸上で生活する最大の甲殻類。オカヤドカリの一種で絶滅危惧種だが、八重山ではまだ見ることができる。強靭なハサミを持ち、体長は40cmを超え、体重は3~4kgになる。
ヤエヤマオオコウモリ
日本最大のコウモリ 八重山諸島のほとんどの島に分布しており、羽を広げると60cm近くになる。洞窟には生息せず、昼間は木の枝などで休み、夕方から夜にかけて活発に活動する。果実や花、葉などを食べる。
ヤエヤマクマゼミ
日本最大のセミ 体長は7~8cmあり、日本最大級。石垣島と西表島に分布する固有種。石垣島では6月下旬~8月下旬まで、西表島では7月中旬~9月上旬まで鳴き声を聞くことができる。
オオゴマダラ
日本最大の蝶 石垣市の市蝶。羽を広げると約15cmあり、日本の蝶としては最大級。フワフワとゆったり飛ぶ姿が特徴的。石垣島の市街地でもよく見られる。サナギは黄金色をしている。
ヨナグニサン
世界一大きい蛾 日本では与那国島、西表島、石垣島にのみ生息する世界最大の蛾。与那国島で初めて発見されたことから「ヨナグニサン」という和名が付けられた。雌の大きさは、羽を広げると20~30cmにもなる。与那国島にはヨナ ...
マンタ
世界一大きいエイ マンタ(オニイトマキエイ)は、世界最大のエイ。大きいものでは横幅8m、体重3tに達する。八重山の海は世界有数のマンタポイントであり、ダイバーたちの憧れ。
西表島大原にある信号機
日本最南端の信号機 沖縄県で本島の次に大きな西表島だが、島内に信号機は2つしかない。もう1つは上原小学校の前にあり、島の子どもたちの教育のために設置されているという。
石垣島鍾乳洞
日本最南端の鍾乳洞 沖縄県の鍾乳洞の多さは日本一。石垣島でも最大の石垣島鍾乳洞は、鍾乳石の成長が日本一早いことで有名。全長3.2kmのうち660mほどが公開されている。
明和の大津波
津波の高さ日本一 1771年に発生した八重山地震(推定マグニチュード7.4)により発生した大津波は、最大約85mという記録があり、『明和の大津波』と呼ばれている。この津波によって打ち上げられた巨大なハマサンゴ「バリ石 ...
八重山の海
マンタ遭遇率日本一 八重山の海はマンタとの遭遇率が日本一といわれている。中でも石垣島の北、川平石崎の沖にある『マンタスクランブル』は、水深も平均12m前後で潮流もそれほどなく、安心して潜れる。
八重山のパイン
日本一美味しいパイン 亜熱帯の気候と独特の土壌を生かして作られる八重山のパイン(パイナップル)は、糖度が高くて甘く、ほどよい酸味もあり、日本一美味しいといわれている。
八重山の星空
日本一の星空スポット 八重山では、21ある一等星全てを見ることができ、88ある星座のうち、84の星座を見ることができる。本土では見られない南十字星も観測できる。旧暦の七夕の時期には、石垣島の街をライトダウンしてみんな ...
田植え&稲刈り
日本一早い稲作 八重山諸島では温暖な気候を生かして、1月から田植えが始まり、5月に収穫、6月には「日本一早い新米」として出荷されている。一般的には二期作が盛んだが、三期作に取り組んでいる人もいる。