11月27日午前9時30分から石垣市農業委員会による令和2年度農地パトロールが実施された。石垣市農業員会(兼元光誠会長)のメンバー10人が参加して午後4時まで市内19か所を巡った。
農地は食料を生産する限りある貴重な生産資本であり、かけがえのない大切な地域支援であることから、優良農地を守るための適正な農地行政の執行と、担い手農家への効率的な利用を促進することを目的に、メンバーはマイクロバスに乗って農地パトロールを実施した。
今回は、新メンバーの学習の意味もあり、農地転用の優良ケースや、様々な問題を抱える農地のケースを見て、石垣市の農地の実態を巡回。農地の前で農業委員らが輪をつくり、職員の説明を聞き入って、時折質問をするなどして実情を把握していた。
しっかり届け出があるか、その届け出通りになっているか。転用の条件はどういうものであるかなど、ケースごとに確認していた。
問題を抱える農地には、地元の農家にも出席してもらい、農業現場でどのような声があがっているかも確認。問題の大きさも把握していた。