6月9日午後2時から石垣島のアートホテル玄関ロビー奥で開催され、30人を超す来場者が参加して、サンゴにまつわる話をクイズ形式で実施した。参加者は、プラカードを手に3択から答えを選びながら、サンゴの生態について学習。
今年は国際サンゴ年で、その意義を多くの人に知ってもらうことを念頭に、サンゴカフェが開催されており、今回は3回目。全国でもサンゴ礁保全や普及啓発を実施しており、「サンゴがいつからできたか」など、一般的に知られていないサンゴにまつわる情報を中心に劇のようなたのしい語り口で、話は展開。会場は大いに盛り上がっていた。
八重山の石西礁湖のサンゴが2000年から3000年前にできたもので、比較的新しいことが発表され、参加者は大いに関心をひかれていた。石垣島白保に2万年前の人骨が発見されており、当時は西表島と石垣島が陸続きで、その頃はサンゴがなかったことが説明されると、注目の話題だけに、真剣な面持ちで話を聞いていた。