1月18日(木) サステナブルアイランド石垣主催 トークイベント開催!
「時間&地域を横断した記録からサンゴの未来を考える」
「サンゴを守ることが大切」という意識は多くの方がもっているかもしれませんが、自然環境の状況は毎年変化するもののため、「実際のところ今のサンゴの状況ってどうなの?」「守るといっても、広大な海に対してできることってあるの?」という疑問を持っている方も少なくないかもしれません。
今回は沖縄本島・奄美エリアにおいて、サンゴをはじめとした海洋保全活動に長年従事されている日本自然保護協会の安部真理子さんに特別ゲストとしてお越しいただきます。
また、八重山のサンゴの状況に詳しい生命百景色 写真家の南條明さんと環境省 石垣自然保護官事務所の近藤千尋さんも交え、沖縄のサンゴの状況を地域横断的かつ長期間の観察・記録から見つめます。
「現在まで」に至る軌跡を見つめた上で、サンゴの未来を守るために必要なこと・できることを一緒に考えませんか?
【日時】
1月18日(木)18時30分~20時30分
18時15分 受付開始
18時30分~19時30分 各ゲストからの講演
19時30分~19時40分 休憩
19時40分~20時10分 ゲストによるトークセッション
20時10分~20時20分 会場からの質問受付
20時20分~20時30分 クロージング
【会場】チャレンジ石垣島 イベントスペース(沖縄県石垣市登野城510)
【参加費】無料
【登壇者】
●安部真理子さん(日本自然保護協会 自然保護部 主任)
大学、大学院にて生物学と生化学を専攻し、WWF ジャパンに 8 年間勤務。オーストラリアのジェームズクック大学院修士課程に留学し、続いて琉球大学博士課程にてアザミサンゴの多様性に関する研究で博士号(理学)を取得。1997 年に日本国内でのリーフチェック立ち上げに関わった一人であり、以来コーディネーターをつとめている。沖縄リーフチェック研究会会長、沖縄県サンゴ礁保全推進協議会理事、ラムサール・ネットワーク日本理事。現職、日本自然保護協会では 2010 年 4 月より沖縄・奄美の問題や日本の沿岸管理の問題を担当している。
●南條明さん(生命百景色 写真家)
自然の中で生命が躍動する光景を生きる命(いのち)の百景色(ひゃくげしき)として撮影を続けている石垣島在住の写真家。2020年10月に移住後、石垣北部(伊原間)にて過去から再生をした見事なサンゴの光景を撮影を続けてきた。一昨年の夏、環境変化によってサンゴが大規模に衰退する変化を目の当たりにし、言葉を失うほどの衝撃を受けた。が、サンゴの再生を願い継続して撮影しようと決意し、現在に至る。
2023年には変化していくサンゴの光景を「サンゴ万年の願い」として石垣島を発信とし島内、東京、京都にて写真展を開催。
●近藤千尋さん(環境省 石垣自然保護官事務所 自然保護官)
神奈川県出身。平成27年に環境省入省後、那覇自然環境事務所(現・沖縄奄美自然環境事務所)へ配属。その後、生物多様性センター(山梨)、本省鳥獣保護管理室での勤務を経て、令和5年4月より現職。主に石西礁湖自然再生や国立公園業務を担当。趣味はおいしいものを食べること。