紀和へ。母の花だより -やいま文庫1-

一目会いたくて、あの声がもう一度聞きたくて、毎日泣きました。
そして、あなたに届いて欲しいと手紙を出し続けました。

花が好きだった母娘。交通事故で娘を失った母は、花の絵の描かれた便箋に想いを綴り、亡き娘に手紙を出し続けました。「大切な人の死」という重すぎる事実を正面から受け止め、向かいあい、その先の人生をどう生きていくかということを、考えさせられる本です。

嵩西 洋子著、176P、B6判
 


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