今期のホンマグロ漁は4月6日に初水揚げとなって、コンスタントに揚がってきており、4月27日には、3隻(宏徳丸、第6源丸、日の丸)で19本と、数も多くなり、ピークを迎えた感がある。ここ連日、八重山漁協の水揚げ場は200キロを越す大物のホンマグロが居並んで、大いに活況を呈している。
今期このようにゴールデンウイーク前にピークを迎えるのは、これまでにない早さで、すでに総水揚げが80本目にも到達。昨年の総数265本に迫る勢いだ。ただ、全国的に水揚げが多いせいもあり、値段はキロ4000円ほどで、例年GWウイーク前は高値が期待できたものがだ、今期は期待が外れている。
この日水揚げした19本の内18本が沖縄本島や本土へ送られ、東京・築地へは3本を、沖縄本島の泊へは7本。このほか、本土の横浜、名古屋、熊本、福島の魚市場へ送っていた。
今期は紀伊勝浦で3月に揚がってキロ2万円台を記録してから値は落ちて、そのまま過剰供給気味との声も聞かれるが、これからGWに突入して、値がどうなるか、期待も膨らむというもの。八重山漁協は5月4日、5日と休みに入るため、4月30日、5月1日、2日当たりがGW前の八重山漁協でのホンマグロ最盛期となりそう。
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