星空保護区の無人島で満天の星ツアー記者会見

4月16日午後1時から南の美ら花ホテルミヤヒラで「無人島カヤマ島七夕星まつり」の開催に関する記者会見がおこなわれた。
 会見には親盛一功カヤマ島七夕星まつり実行委員長と同委員会名誉会長の西大舛髙旬竹冨町長が出席し、八重山諸島の中央に位置する、無人島カヤマ島の豊かな自然と星空の魅力を全国に発信し、地域振興に寄与することを目的として「無人島カヤマ島七夕星まつり」を開催する趣旨を説明した。
 日時は平成30年7月7日から8日の2日間。西表石垣国立公園内の無人島カヤマ島での一泊をして、石垣牛BBQパーティーを楽しみ、特設ステージで夏川りみ、オオザカレンジkeisuke、高野弘、他が出演する星空ライブを堪能。午後9時に消灯して、日本初の星空保護区暫定認定が決まった西表石垣国立公園内の星空を見ながら、星空観望会を実施。前石垣島天文台長の宮地竹史氏を講師に、夜空に展開する星の話を学習してもらう。翌朝、朝食が出て、午前8時から「八重山諸島とカヤマ島の自然」と題する講演が、島村賢正氏を講師におこなわれて、石垣島に戻る。無人島で一泊する観光コース。
 参加者は150人限定で、ひとり3万5000円。コースには石垣港から小浜港、そして小浜湊からカヤマ島までの交通費と離島での宿泊費(キャンプ)、星空ライブ、星空観望会と朝の講演がついてくる。
 日本初の星空保護区の暫定認定から最初のイベントとなるもので、竹富町町長もこの日会見に出席して、「波照間島でも、将来星にまつわるイベントを考えており、こうして八重山全域の星を宣伝していけたらいいなと思っています」と述べ、カヤマ島のイベントを皮切りに、星空のアピールを考えていきたいと述べていた。
 ハブのいないカヤマ島だけに、暗闇は八重山のどこよりも安心。カヤマ島は、うさぎの野生化でも有名なことから、上陸直後は餌付けされたうさぎとの触れあいも可能かも。

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