石垣島北部食材試食会開催

3月28日正午から石垣市北部農村集落活性協議会主催の石垣島北部食材試食会が伊原間公民館で開催された。
これは、北部地区から産出される食的地域資源を観光客、市街地に住む住民へアピールするべく取り組まれたもので、平成29年度農山漁村振興交付金をつかっての取り組み。
北部地区の野菜やハーブ、魚を活用しての料理を試食することを通して、北部地区で生産される食材をアピール。潜在的な可能性を引き出すべく、今回、石垣市経済振興公社が東京でアンテナショップを営むことから、そこのシェフを招いて同ショップで出す料理をつくって試食を実施。
アンテナショップは石垣市食材活用レストランとして昨年11月に西麻布にオープンした「離島24°」。そのシェフ3人の中のひとり、木村ゆりさんが、7品をつくって、招待者をもてなした。
料理は、ヤキナスの島らっきょうポン酢和え、焼きオカラのトマトとセロリのショウガマリネ、スターフルーツとコリアンダーのサラダ、シロダイのソテー、ヘチマの味噌和え、オオタニワタリのオイスターソース和え、ツムブリの揚げ団子、ゴーヤー。
食材はナス、スターフルーツ、青パパイヤ、島ラッキョウ、オクラ、ハンダマ、へちま、トマト、ミニトマト、ゴーヤー、セロリー、コリアンダー、石垣島産ひとめぼれで、全島産。
このほかタマシダやジンジャー、月桃などがテーブルに飾られ、それらも島産。
北部の食材として新里武さんのトマト、ミニトマト、ゴーヤーおよび、新里みどりさんからセロリ、コリアンダーが使われている。
シロダイやツムブリの魚は、北部地域の平良正吉さんによるもの。
島の食材活用から生まれた東京のシェフの料理は、都会的に見えるだけでなく、その素材の新鮮さから素材が持つ独自な旨みや甘みが利いて、島の自然を感じさせる味わい深さがあり、やはりそこに旅が持つ楽しさが満載してくるのが分かる。

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