「例年のことなので、それほど意識はしていませんが、人を確保して頑張って対応します。出して頂けるなら、是非、早めにお願いします」
日本郵便株式会社八重山郵便局郵便部課長代理の伊良波成良さんは、落ち着いた口調できっぱり言った。例年、年賀状の配達をこなす郵便局にとって、年末のお歳暮などの小包のゆうパックの繁忙は定番の年中行事。突然の大量入出荷現象はそれほど問題にしていない模様。
今年秋(10月11月)で、宅配の大手「クロネコヤマト宅配便」「佐川宅急便」がこぞって値上げを決行。一方の郵便局の「ゆうパック」は3月まで値上げの据え置きを決定。値段だけ見れば、年末年始の個人の荷物は、郵便局の一人勝ち。