KSYKランチ(校長と卒業後の夢を語る昼食会)

 12月14日午後12時20分から八重山農林高校校長室で「校長と卒業後の夢を語るランチ」が開催された。

 その名もKSYK(「校長と卒業後の夢を語る」校長・卒業・夢・語るの頭文字から)ランチ。

 これは八重山農林高校PTAが企画した初めての取り組みで、これから卒業していく生徒たちと山城聡校長が昼食を交えて、学校生活を振り返りながら卒業後の夢を語るというもの。

 最初のこの日、校長室には與那城博八重山農林高校PTA会長と同PTA総務部長が訪れ準備する中、アグリフード科の屋良部将司君、グリーンライフ科の仲桝人宝君、フードプロデュース科の平良永弥君、ライフスキル科の仲桝人夢君の4人が入室。

 さっそく応接用のソファーに座って山城校長と弁当を広げ、昼食に入った。

 今回の初回のKSYKランチには、各科のホームルーム委員が選抜されて出席。校長先生と校長室で昼食を食べるという、これまで誰も経験しない体験を通して、思い出深い時間を持つこととなった。

 これから続々、校長室に卒業生を迎えて昼食を摂ることになる校長先生は「ひとりひとりの卒業生とじっくり話が出来る機会となる」と、貴重な時間となることを喜んでいた。

 今回の4人は、将来に向けた道筋が決まっており、設計や測量、調理師の専門学校および4年制の大学と、具体的な夢に向かっているためか、校長先生が語った『どんな道に進んでも農林高校で学んだ知識や経験は生きてくる』という内容の話に4人は真剣に聞き入っていた。

 最後に4人はそれぞれKSYKランチの感想を述べて、校長先生と話が出来たことを喜んでいた。

(流杉一行)

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