八重山高校4強届かず

八重山高校4強届かず

 10月29日、サッカーパークあかんまで開催された第95回全国高校サッカー選手権大会沖縄県大会で、4年ぶりにベスト8に進出した八重山高校が前原高校と対戦。結果は0-5で敗れて、4強入りを逃した。部員不足に加えて、高校生のサッカー熱も今一つ。全国一の練習場となるサッカーパークを持つにもかかわらず、大人次元でもサッカー熱は遅れているのがあるかも。市民が大勢集まるスポーツバーもなく、jリーグが発足当時からキャンプ地としてなったサッカーパークが、別イベントに利用されるなど、行政のサッカー軽視も、見逃せない。
 オリンピックよりも世界で注視する人の数が破格に多いサッカーが、島ではかくも理解されない背景は、やはり貧乏人も這い上がれる競技への、無理解では困る。防衛問題うんうんをいう前に、サッカーの強さが世界アピールにつながり、リスペクトにつながることを、理解すべきだ。サッカーで中国が日本にいくら金を積んでも勝てない現状こそ、尖閣に船を走らせても、何をやっても空しいはず。市民リーダーにちょっと深い残念観あり。

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