記録的台風一号

記録的台風一号

 7月4日の0時に発生した台風1号は、まっすぐ石垣島を目指しているかに北西へ進路をとって接近。最初は瞬間最大60m級の普通の大型台風の予報だった。ところがあっという間に、太陽熱を吸収して巨大化。890ヘクトパスカルになる予報が出て、八重山の人々を脅かしている。南へそれだしてくれたのはいいが、巨大化した台風の影響は免れない。ただ、6日の夕方時点で、なんというそよ風。不気味な台風である。ただ、7日の夕方には暴風の影響ははじまり、9時には最接近でかなりの暴風がくる模様。注意しなければならないのは、台風は突如偏西風の影響で突然に北上を開始する場合がある。現状でそれがはじまれば、八重山諸島直撃のリスクがくる。
 この台風が発生するまで、台風の存在しない日数が199日間と最長で、記録的なものになっている。しかも、それから発生した今年一番の台風が中心付近で風速80m以上を記録する猛烈な台風となる異常さは、まずもって気象の不自然を物語っている。いびつにゆがみ、見えない何かが、強引に自然を暴走させているのではないか。政界は改憲をねらい、その阻止しか目標にできない野党連合。世界経済は英国のEC離脱と石油価格暴落でリスクをかかえる不良っぽい債権の山の予感。米国の大統領候補に露骨な人種差別発言を繰り返すドナルド・トランプ。英国にもトランプ的発言する離脱派の闊歩。そんな中、北朝鮮は脅しの核実験やミサイル発射で、米国に自国存在の認知を懇願宣伝。認めれば、同様のことをする小国が続出する懸念から、あり得ない話。正気なのか狂っているのか、皆目見当がつかない暴走の北朝鮮だ。一部の富裕層を相手に、作り込んだ世界を役者的国民に担わせ、それを世界に見せて、評価を得ようとしている。中国が今、バブルの崩壊前夜とされ、あと4年で没落スタートになるという。そのときは世界経済がアウトの可能性がある。もう世界がつながってしまって、いっしょに住みよい世界をつくるしかないのだが・・・。

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