6月28日午前10時から石垣市大川の八重山郵便局でパインマンゴーゆうパック出荷式が開催された。石垣市長をはじめ石垣商工会、生産農家、生果取扱業者およびJTA、ANAなどの航空会社などが出席するなか、まずは子供達のエイサーで座開きを実施。挨拶には八重山郵便局長の平良貢一氏が「農家の丹精してつくったパイン・マンゴーを大切に運びたい」と述べ、また「昨年は7万個の送付を達成しており、今年は天候不順からものが少ないことから6万3000を目標にしたい」と述べていた。また、農家代表の上間昇さんは「今年は昨年の台風と11月・12月の高温障害、今年1月2月3月の長雨と日照不足で、はっきりいってパインマンゴーは不作です」と述べ、それでも育っているものはあり、台風などが来れば、一気に実がなるパニックの危険もあり、その際お客様の手元に届くものが荷の殺到から滞ることがないようお願いしたいと述べていた。テープカットの後、手渡しでゆうパックが運搬する車へ搬入され、第一便が空港へ向かって走り去った。
会場では甘いパインが試食用に用意され、関係者が甘いパイン・マンゴーに舌鼓を打っていた。
なお、昨今では名護で開発され、一個5000円での販売も話題になっている県開発のパイン品種、ゴールドバレルも展示され、関心を集めていた。