慰霊の日で世界平和の鐘の鐘打式

慰霊の日で世界平和の鐘の鐘打式

 6月23日、沖縄県は戦後71回目の慰霊の日を迎えた。 この日正午には石垣市新栄公園にある世界平和の鐘で、慰霊の日の世界平和の鐘の鐘打式がおこなわれた。一般に、世界中の紛争の最大の原因は、自国の経済権益が犯され、国益が損なわれた疑心から発するとされる。また悪意持つ外国の宣伝に惑わされて、火花を散らす。一度切られた堤は、そう簡単には戻らない。かくして、経済困窮や経済画策から、戦争がはじまるのを避けるため、世界の硬貨で戦争を戒める。鋳てつくった鐘を世界平和の鐘とし、それを打つことで、戦争の発端となりがちな経済困窮・経済画策を戒める。コインを鋳た鐘を打つことで、覚ますものを持てということ。戦争犠牲者への哀悼も当然必要だが、世界平和を祈る日でもある。

この記事をシェアする