本マグロ漁が最盛期を迎えた

本マグロ漁が最盛期を迎えた

 5月15日は午前5時から石垣市新栄町の八重山漁協で本マグロ(クロマグロ)の水揚げが始まった。この日、ひの丸が10本、雄成丸が5本、第一源丸が6本、第一善幸丸が13本と計34本が八重山漁協に水揚げされた。漁業関係者の一人は「八重山の近海のあのあたりにたくさん来ているはず」と、冗談めかしていう。漁師の一人は(日台漁業交渉から譲歩させられている)「三角地帯の分をまで取り戻したい」と真剣なまなざしで、本マグロを見ていた。 今、本マグロは八重山漁協全体で年150本が平均。昨年は92本に落ち込んでいる。この日、今年119本目のクロマグロが揚がり、昨年の数をこの15日時点で上回ったことになる。

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