ゴールデンウイーク明けの5月6日からクロマグロの水揚げ数が増えており、6日10本、8日は8本、そして11日は3隻の船(ひの丸、恵美丸、博丸)が5本づつ水揚げし、1隻(大喜丸)が3本で計18本と、今期クロマグロの水揚げはピークを迎えている。11日は午前5時から漁協はフル回転で水揚げと梱包搬出作業を実施。漁協の水揚げ岸壁は今期最高の活況を呈した。11日時点でクロマグロの水揚げは57本目で、昨年が100本もいかず不漁だったこともあり、関係者の期待は大いに膨らんでいる。海のダイヤとも称されるクロマグロは漁師にとっては大事な漁で、ハーリーが行われる6月8日あたりまで、漁は続く。すでに地元の八重山漁協のセリにもかかり、仲卸が買っており、市内では、スーパーでもクロマグロの刺身が出回るなど、消費者にもうれし時期となっている。