なでしこジャパンが石垣島合宿

なでしこジャパンが石垣島合宿

 1月18日に石垣入りした「なでしこジャパン」の24人は、19日、午前9時半、サッカーあかんまでグランドでのトレーニングをスタート。冬柴が張られ、ほかの練習場とは違う濃い緑が冴える快適なピッチで、ボールをつかったインターバルトレーニングなどで体を温めた。この日、10時頃には熊谷も合流するなど、スタッフ選手監督と、心身共に五輪へ向けた体勢が着々と整いつつある。ワールドカップイングランド大会に準優勝したなでしこジャパンは、当初の予想を覆しての快進撃で、大いに脚光を浴びた。リオ五輪では優勝候補でもあり余裕が感じられる。がしかし、突然の沢引退から、精神的支柱を欠く事態に遭遇。チームがまとまりをつくる過程は、ここ石垣島からのスタートとなるのか。U23の合宿では、彼らのカタール・ドウハでの活躍内容を見るに、やはり石垣合宿参加者の体の切れの良さが目立っている。女子もまた、チームの精神的軸の再構築も含めて、心身共に冴えた観点にたどり着いて、五輪への向け全力で取り組める体勢をつくってほしい。

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