11月7日、8日は、石垣島の11月の定番、石垣島まつりが開催され、多くの市民が会場の新栄公園に参集。今回は八重山産業祭りも共催され、相乗的に会場は盛り上がった。
産業祭りに関しては、沖縄本島で実施される離島フェアに照準を向ける業者も多く、このタイミングは参加が難しいというのもあって、八重山産業祭りはどこか出店が寂しい。元来は、八重山の産業が一堂に揃って、多くの八重山郡民が地元の産業を直に見、手に触れ、実感するものだが、どこか物産展的になり、趣旨が変わりつつある。石垣島まつり自身が、商工祭からの転身で、商業関係者および工芸品の販売が主となる傾向があった。今は、イベントと出店で盛り上がり、市民パレードでは各組織、機関、団体、業者が自由に参加して、パレードに加わる、島あげての参加型のお祭りとなっている。最近は市民同士の交流、仲間で集まり出店を楽しむという傾向は定着しているが、イベントに集まる人が市民も多いが、観光客も増加傾向で、外国人の姿もよく見られ、秋の夜長を、仲間と共に楽しいステージと飲食で楽しむ機会となっている。よく知る人との交流から、見ず知らずの観光客も混じる、幅広い層が集うまつりに変わりつつある模様。